いつか駅のホームから見た観覧車

2年前に駅のホームから撮った感動した光景の写真を元に透明水彩で描きました。
当時の技量では、難しくて描けないと思ってて、今なら描けると思いました。
ふだん、自然風景を描くことが多いですが、緻密な人工物にも惹かれます。
難しかったですが、描きながら観覧車の構造が少しづつ、少し分かってきました。
眼で見て感動した光景を反射したくて描いてるのでもありますが、描くことで対象の本質に近づき、
描き上げてからもう一度見ると、初めて見る光景のような錯覚にとらわれます。
絵を描くことで、その対象に何度でも出会える。
絵を描く理由はたくさんありますが、それも絵を描く理由の一つです。

作家名:おゆみ


作家紹介
透明水彩でみずみずしい絵を描くのにこだわりがある。2018年9月にパラリンアートにアーティスト登録。うつ病など(経過観察中の身体の病も複数ある)による闘病生活の長さから体力が中々回復せず、行動範囲が限られている中、絵の制作と表現を続け、2020年夏には初個展を開く。

作品と制作
日常のささいな煌めきを反射し、切り取りたくて、風景画、静物画など、具象絵画は何でも描く。たまにファンタジー画も。

受賞歴
2019年1月 LIXILビバホームエレベーターデザインコンペ「緑の部門」金賞受賞
 同年9月 みんなの美術展 特別賞

主な展示会
2019年6月 グループ展「心に映る情景展」(銀座)
2020年8月 初個展「色彩の森」(川口)



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