ジャンヌ・ダルク～死～

ジャンヌ・ダルクを『生』と『死』のテーマで描きました。
『死』は、天の声への絶望と疑問を神様に向かって訴えるジャンヌです。
掲げていた旗は黒煙とともに燃え、ジャンヌの足元からは火刑による炎と黒い煙が立ち上っています。
ジャンヌの足も焦げていっている様子を表しています。
丸いモチーフは様々な人々の声、ざわめきを表しています。
リボンはジャンヌの運命を表し、これはジャンヌ・ダルク～生～の絵とつながる仕組みになっています。
一説には、ジャンヌ・ダルクの聞いた神の声は、現代医学で『てんかん』の症状があったのではと言われているそうです。
19歳で人生に幕を閉じた伝説の乙女を二枚一組の『生』と『死』で描いてみました。