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2017.12.15 かべいろブログ

壁紙(クロス)は「写真画質」がいい?

いつもオリジナル壁紙サイト「かべいろ.com」のご愛顧、誠にありがとうございます。

 

おかげさまで日々たくさんのお問い合わせ、サンプルのご請求をいただいております。

しかも全国各地から。南は沖縄から、北はロシアまで(笑)。

海外対応はなかなか拙くて弊社としての課題でしょうね。。

 

 

その中で、サンプルを請求されたお客様が実際に購入していただくのが一番ありがたいのですが、中にはサンプルを請求いただいてそのまま発注に至らないお客様もいらっしゃいます。もちろんこれは「予想と違ってた」「思ったより高い」等、色々なご意見があるのも把握しております。

その中で「画質が以外とボケてた」「思ったよりくっきりしてなかった」とおっしゃられる方もいらっしゃいます。

お客様の中には「写真画質」を予想されてた方もいらっしゃるのだと思います。

 

 

私たちは”写真画質”で壁紙を製作していません。その理由は2つあります。

 

1.目が疲れる

2.膨大なデータ容量

 

です。

 

1.目が疲れる

壁紙は、基本内装においては脇役ですね。まあかべいろ壁紙は準主役くらいにはなれるのでしょうが(笑)。

当然壁紙なので、普段の生活の中で「間近でじーっと見る」ことはほぼないと言えますよね。

普段の生活で壁との距離は近くても1〜2m離れていることがほとんどだと思います。

なので、私たちの壁紙も「写真画質」では作っておらず、「1〜2m離れて全体を見たとき綺麗に見える」という”うっすらボケている”程度で製作しています。

バキバキにピントが合っている写真画質で壁全体を印刷したときにどうなるか?おそらく目が疲れると思いますよ。目は何かにピントを合わせようとするとき、筋肉を調節してピントが合います。そんな大面積でピントがしっかり合っていると、見るたびに目が疲れてしまうと思います。

 

2.膨大なデータ容量

一般的な壁面、例えば横5m、高さ2.5mの壁面に何か写真画質レベルの画像で壁紙を製作しようとすると、大変高い解像度のデータが必要になりデータ量は実に2〜3GB超にもなります。これはわかる方にはわかりますが、静止画においてはこのデータ量は尋常じゃないレベル。こういうデータを編集するには相当なスペックのPCが必要になるのです。そこいらのPCだと全然動かない・・・となってしまう容量です。

この容量では作業効率が大変悪くなってしまうので、現実的な解像度のデータ容量とさせていただいております。

 

それでも、定期的にデザイン原稿をチェックして、ボケがひどいデータ等に関しましては適宜修正をかけていきクオリティアップをしていきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

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